「オーダー家具の醍醐味は、思ったところに思ったように入ること」
今回ご紹介する宮永様は、ご両親がお住まいだった土地に単身者向け賃貸マンションを建築され、上層階にご両親とご自分のお住まいを設けられました。地元の建築家の手により外観だけでなく、間取りにもこだわった素敵なデザイナーズマンションです。
宮永様は、今回のマンション建築を機に念願だった50インチプラズマテレビ購入を決められました。そして、せっかくならリビングにマッチした大型AVボードも一緒に購入しようと既製品を色々と探されたようですが、サイズだけでなくマンションの内装にあった素材や色味など想いに近いものに出会えず、ご友人の紹介で赤装にご相談をいただきました。
大手メーカーの既製品AVボードはサイズは10cm刻みで展開されてるそうなのですが、リビングの壁面サイズにジャストフィットするような細かなサイズ対応はできないようです。その点、赤装の家具は全てオーダーメイドですから、今回のような2m53cmの壁面にスッポリ収まるAVボードはお手の物ですし、素材も色味もお好みのものを選んでいただけます。
写真を見ていただければ一目瞭然ですが、幅も高さも壁面にまさにジャストフィット。北米産ホワイトオークがフローリングの色味とも本当にマッチしています。事前に購入されるテレビの品番もチェックし、AVボードにダイレクトに固定するブラケットの位置も計算の上設計したのでバランスも完璧。更にAVボードの上部には間接照明も仕込んであるため、メーカーのモデルルームのような仕上がりになりました。
細部に目を移しますと、テレビの両サイドに4枚の可動式ガラス棚を設けています。見た目の美しさを損なわず棚としての機能性と安全制を満たすパーツを赤装で検討し、棚自体の重みでシッカリ固定されるものを提案しました。収納に関しては、大量のCDをキレイに収納でき、スムーズに出し入れができるせる大型の引き出しを両サイドに8つレイアウト。また、DVDレコーダーと5.1chサラウンドシステムコントローラーが鎮座する棚には、扉を閉じていてもリモコンが使えれる赤外線だけは透過する特殊な樹脂ガラスを使するなど、細かな部材選びも徹底しました。
その他、外部接続のAV機器用にAVボードの左下に使いやすいコンセントも設けたり、何かと処理に困る配線もキレイにまとまるよう、見えない部分にまで配慮し、オーダー家具ならではの細かな対応を行っています。
実は今回、宮永様からはご両親のリビング用のAVボードのお依頼も同時にいただきました。
宮永様のお父様の趣味は木工で、写真にあるテレビの右サイドにある道具箱も、田舎の古民家の不要になった木材を譲り受け、ご自分で製作された手作りの一品です。「これがジャストフィットするAVボードが欲しい」がお父様から赤装へのご要望でした。
フローリングの色味も少し濃いブラウンが基調で、お部屋の印象もシックで落ち着いた印象でしたので、素材は北米産のウォールナットをセレクトしました。
テレビの右サイドの棚の寸法も前述の道具箱に合わせて40cm幅でレイアウト、実はその影響で左右の棚の幅が微妙に違っています。一見AVボードと道具箱が一体化して見えるほど、違和感の無い仕上がりになっており、お父様も大満足されたとお聴きし、赤装のスタッフ一同大変嬉しく思っています。
今回、納品後に宮永様から「思ったところに思ったように入るのは、やっぱりオーダー家具しかないね。」と嬉しい言葉もいただきました。細かなヒアリングを行い、素材や部材選びからお客様と一緒に家具を作り上げていく。時間はかかっても、置きたい場所にジャストフィットする家具を作れることこそ、オーダー家具の醍醐味であることを改めて感じさせていただいたお仕事でした。
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外観もお洒落なデザイナーズマンション。1階の駐車場付テナント募集中です。
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間接照明も効いてます。オーダー家具らしくお部屋にジャストフィット。
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CDもキレイに収まる充実の収納スペース。細かな部材にもこだわってます。
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配線もスッキリきれいにまとめられ、外部接続用のコンセントも非常に便利。
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お部屋のイメージに合わせ、ダークブラウンで落ち着いた仕上がりに。
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右側の棚に収まる道具箱がAVボードの一部に見えるくらい一体化してます。
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